高梨豊「初國」

高梨豊「初國」
日大芸術学部写真学科卒業後、スタジオ勤務の後、桑沢デザイン研究所リビングデザイン科に学び、日本デザインセンター入社。「カメラ毎日」連載にて日本写真批評家協会新人賞を受賞。中平卓馬、多木浩二、岡田隆彦らと共に「プロヴォーグ」に参加。代表作「東京人」など。作品毎に被写体=都市との距離感など方法論は変えつつも常に「都市」とそこに存在する「人」とを主題に、いわば生態学としての都市論を写真を使って表現している。
この写真集「初國」は、「東京人」制作に明け暮れていた高梨氏が「無性に東京を離れたかった」と北海道から青森・熊野・出雲・四国・九州から沖縄まで日本各地を撮影した作品。都市のアスファルトの下に眠っている土を掘り起こす旅と云うべきか、「神話の生まれる場所、ツチがクニに変成する場所へ赴く」(掲載寄稿・高橋睦郎氏の文より)ような10年をかけた労作。
その後、高梨氏は赤瀬川原平氏らと共に「ライカ同盟」活動など、都市を主題にした活動を続けている。

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